自動釣銭機の利用方法

ユビレジと自動釣銭機の接続設定の手順と、日常の運用方法について説明します。

目次


1. 概要と事前準備
利用方法
ご利用には、事前のお申し込みが必要です。
ご不明な点がある場合は、 サポート問い合わせフォーム までお問い合わせください。

必須動作環境
iPadOS: 17.5以降
プリンタ:CT-S257
自動釣銭機
ユビレジアプリ:
300シリーズ(RT/RAD-N300 など)接続時: v5.59.0 以降
500シリーズ(RT/RAD-500)接続時: v6.15.0 以降

対応可能オペレーション
レジ操作: 店舗スタッフ側での操作が必須です。
現金投入: 店舗スタッフ、来店顧客のどちらでも可能です。
お客様側に自動釣銭機が向いている場合、イタズラ等のリスクにご注意ください。


2. 初期設定・接続方法
iPadの 設定 > 周辺機器 から LAN接続のプリンタ を選択します。
画面の指示に従って以下の通り設定します。
IPアドレス: 10.0.1.201 を入力
機種: 「シチズン CT-S257 (LAN接続)」を選択
「自動つり銭機」を選択
【重要】 ご利用の機種( RT/RAD-N300 または RT/RAD-500 )を正しく選択・保存します。
選択肢には「接続しない」「RT/RAD-N300」「RT/RAD-500」があります。
接続テスト を行い、「成功しました」とメッセージが出たら右上の 追加 を押して登録完了です。


3. 日常の操作(会計・入出金)
お会計時の現金操作
お会計時の支払い方法で 現金 を選択します。
入金受付画面になりますので、自動釣り銭機へ現金を投入します。
投入した金額が画面に反映されます。
金額を確認して会計を完了させます。お釣りがあれば自動で払い出されます。

レジ入金の方法
設定 > 現金管理・入出金 を選択します。
レジ入金 を選択します。
入金科目 と 入金内訳 を入力します。
自動釣銭機に現金を投入します。
計算が完了し、入金額が表示されたら間違いないことを確認して 完了 を選択します。

レジ出金の方法
設定 > 現金管理・入出金 を選択します。
レジ出金 を選択します。
出金科目 と 出金内訳 を入力します。
出金金額を入力し、確定キーを押します。
自動釣銭機から現金が出金され完了です。


4. 包装硬貨(棒金)の管理方法(500シリーズ限定)
RT/RAD-500(500シリーズ)には「包装硬貨部(棒金ドロア)」が標準搭載されており、アプリから管理が可能です。
50枚で1本の棒金に対応しています(20枚巻きは使用できません)。

包装硬貨の入出金フロー
金銭管理画面の 包装硬貨の入出金 ボタンを押します。
処理中画面(自動で状態確認)の後、「入出金を確定」ボタンが表示されます。
包装硬貨トレーを開けて、棒金の補充・取り出しを行います。
トレーを完全に閉じてから、 入出金を確定 ボタンを押して完了です。
トレーが開いた状態でボタンを押すとアラートが表示されます。
補充・取り出しの結果は「包装硬貨の入金/出金」として自動で記録されます。


5. あふれ金の検知と簡易回収(500シリーズ限定)
収納庫が満杯の金種は、自動的に精査庫(オーバーフロー部)へ流れ込み「あふれ金」となります。精査庫が満杯(70枚)になると取り込みが停止するため、定期的な回収が必要です。

あふれ金の通知ステータス
1枚以上50枚未満: あふれ金あり(画面左下に通知アイコンが表示されます。)
50枚以上70枚未満: あふれ金が多い(画面上部に一時的にメッセージが表示された後、画面左下に通知アイコンが表示されます。)
70枚: 満杯(画面上部に一時的にメッセージが表示された後、画面左下に通知アイコンが表示されます。)

あふれ金の回収手順
ダッシュボードの通知ポップオーバー、またはレジ精算ブロック時のアラートから あふれ金を回収 をタップします。
画面を開くと自動で精査が走り、合計金額が取得されます。
回収 ボタンを押すと、回収処理が実行され硬貨が払い出されます。
収納庫に空きがある場合は自動で収納庫へ振り分けられるため、払い出しが0円(出金記録なし)で完了する場合もあります。


6. 閉店時のレジ精算・有高点検フロー
設定 > 現金管理・入出金 を選択します。
レジ精算(有高点検を含む) を選択します。

有高点検
ユビレジ上の計算有高と自動釣銭機内の実際有高が自動で比較されます。内容を確認して 次へ を選択します。
【500シリーズのみ】「収納庫」と「包装硬貨」の表示を切り替えることができます。バラ硬貨の枚数だけでなく、「棒金の本数」もあわせてご確認ください。
次へ を選択して有高点検を完了させます。

レジ精算
翌日釣銭準備金の設定画面で金額(枚数)を入力します。
金額(枚数)を入力します。
【500シリーズのみ】バラ硬貨の枚数に加え、「棒金の本数」も入力します。
レジ精算・確認画面で内容が正しければ 完了 を選択します。
設定金額より不足している金種を自動釣銭機に入金します。
入金を完了 を選択します。
過剰な金種があれば自動釣銭機から出金することが可能です。

レジ精算確認画面が表示されますので、 完了 を選択します。
同期が完了したら画面を閉じます。精算レシートが印字されます。

7. トラブルシューティング・エラー対処法
出金の上限と枚数制限
金額の上限:
300シリーズ:一度に10万円未満まで
500シリーズ:一度に100万円未満まで
枚数の上限(共通):
機種によらず、一度に100枚以上の出金はできません。

会計中にお金が詰まった・満杯(70枚)になった場合(500シリーズ)
支払い中やキャンセル時に精査庫が満杯になるとエラー画面が表示されます。状況に応じて以下のボタンを選択してください。
預かり金(投入したお金)がある場合:
現金を返金する : 預かり金を一度払い出し、支払い選択に戻ります。
会計を保留する :現在の会計を一時的に保留状態にします。(保留状態とは?)
預かり金がない場合:
支払い方法を変更する : カード決済など別の支払い方法に変更します。
会計を保留する :現在の会計を一時的に保留状態にします。(保留状態とは?)
会計を保留にした場合は、続けてダッシュボードから「あふれ金」の回収を行ってください。

包装硬貨の入出金画面で、自動釣銭機の接続エラーが発生した場合(500シリーズ)
包装硬貨の入出金操作中に釣銭機との接続エラーが発生すると、以下のエラー画面が表示されます。
自動釣銭機本体の画面表示に従って、エラーを解除してください。
エラーを解除できない場合は、一度前の画面に戻り、 設定 > 周辺機器 でつり銭機の接続を一時的に「オフ」にした上で、入出金を手動記録してください。